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眼瞼下垂(パッチリ目)

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目) | メンズ

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)とは

眼瞼下垂(がんけんかすい)のある方やまぶたをパッチリと開けたい方に効果的です。
二重まぶたが重そう、暗い印象になりがちな目つきにも対応します。切開式二重まぶたの手術の時、同時に挙筋腱膜短縮術を行い、目の開きをはっきりさせるのです。眠たそうな目の印象を改善し、視野も広がり表情を若くするばかりか肩こりにも効果があるようです。

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の概要

切開式二重まぶたの手術と同時に行なう手技です。眼瞼下垂がある人や、まぶたをパッチリ開かせたいと感じる方に適応します。
上まぶたを開けるには眼瞼挙筋(挙筋)が主に働きます。この筋肉は上まぶたの奥に存在し、挙筋腱膜と瞼板によってその力が眼瞼(まぶた)に作用し、まぶたを挙上します。切開式二重まぶた手術の際に挙筋腱膜を縮めることで、挙筋の作用を高めることができます。

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の症例

症例 1

右は重症で、左は軽症の眼瞼下垂がある症例です。患者さまの希望により重症の右側のみ挙筋短縮手術をしました。手術後、重症であった右側は改善しました。むしろ手術をしなかった左側の眼瞼下垂は、かえって強調されています。

術前
術前

二重まぶた埋没法 | 術前
術後
術後

二重まぶた埋没法 | 術後

症例 2

加齢による皮膚の垂れ込みの大きい症例です。単純な上まぶた余剰皮膚の切除に留まらず、若干の挙筋短縮を加えました。マイクロサージェリー縫合の技術により、6ヵ月後の傷痕は殆ど目立ちません。

術前
術前

二重まぶた埋没法 | 術前
術後
術後

二重まぶた埋没法 | 術後

症例 3

かなり重症な眼瞼下垂の症例です。挙筋の短縮も11mmに及びました。しかし、術後6ヵ月でかなりおちつき、目つきもずいぶん良くなりました。

術前
術前

二重まぶた埋没法 | 術前
術後
術後

二重まぶた埋没法 | 術後

症例 4

両側の眼瞼下垂の症例です。特に左側は症状が著しく最大限まで挙筋を短縮しました。これ以上の症状の場合は、筋膜移植に移行せねばなりません。

術前
術前

二重まぶた埋没法 | 術前
術後

二重まぶた埋没法 | 術後

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の利点と欠点

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の利点

挙筋腱膜短縮術(眼瞼下垂・パッチリ目)の利点眼瞼下垂の症状が良くなると、頚を後屈する姿勢が良くなり肩凝りや眼精疲労が改善するといわれています。また、パッチリした目は大きくきれいな目元感を作ります。

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の欠点

目立たないとはいえ傷痕が残ることです。また、十分効果を上げると、まぶたが閉じにくくなることがあります。いわゆるドライアイにも成りやすいことです。

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の手術の実際

手術のポイント
  • 挙筋腱膜短縮術は大変微妙ですので、形成外科専門医に任せる。
  • 挙筋自体が機能しているか確認する。
  • 挙筋の位置を確かめ、奥まで十分これを露出する。
  • 挙筋を再縫合する場所は、瞼板の上方やや前よりとする。
挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の手術の実際

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の手術時間と術後経過

眼瞼下垂(上まぶたをパッチリさせる・挙筋腱膜短縮手術)手術はデザインの時間を含め、2時間程度です。
1週間で抜糸をします。術後2週間程で内出血の色やおおまかな腫れが引いてきます。しかし、とりあえず落ち着いたと感じられるには、1〜2か月が必要です。
目を閉じた時、切開の跡が赤黒く線状に認められる期間がありますが、これが完全に自然になるのに6ヵ月も要することがあります。

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)のアフターフォロー

術後1時間ほど冷やしながらお休みいただいた後、帰宅できます。1日だけ、傷の上に小さなガーゼをあてテープで固定します。手術日は、眼鏡または薄めのサングラスをご用意下さい。手術翌日から、洗顔洗髪が可能です。洗顔後、1日数回、処方された消毒液、点眼薬、眼軟膏で傷の処置をして下さい。一応術後次の日に傷のチェックをいたします。その後、1週間で抜糸をします。
1〜2ヵ月後に状態観察、3ヵ月後にデザインチェックをいたします。やや赤く腫れた感じの目頭の状態が少々続きますが、あわてず、落ち着くのを待ちましょう。

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の手術費用

項目 金額
(消費税別)
眼瞼下垂症(挙筋短縮)(両側)(上眼瞼たるみ取りを含む) 40万円
【コラム】眼瞼下垂の診断

最近、上まぶたの機能が正常にもかかわらず、「私、眼瞼下垂じゃないかと思うのです。」と言う方が増えています。恐らくマスコミでの眼瞼下垂についての報道が増え、なんとなく自己判断してしまう機会が多いのだと思います。
ただでも日本人は瞼裂(まぶたの開き)が狭いため、それを眼瞼下垂と取り違えて判断しやすいのも一因でしょう。そこで、眼瞼下垂の正確な診断とはどういうものかを知っておきたいものです。

【コラム】挙筋機能判定の判定道法とは
判定法1
眼瞼挙筋は上眼瞼を挙げる時に最も重要な働きをしている筋肉です。この筋力から眼瞼下垂の程度を判定します。

  1. まず診察の際、患者さまが第一眼位にあることを確かめます。
    第一眼位とは、患者さまが背筋を伸ばしきちんと椅子にすわり、前方に視線を向けた状態です。視線は床に平行となます。
  2. 次に頭を動かさず、第一眼位から最も下方を見つめます。この時の眼瞼の位置が基本線(0点)になります。
  3. つづいて頭位をずらさず、おでこの筋肉(前頭筋)を上げないようにして、上まぶたを開け、最大上方位に視線をあげます。この時の眼瞼の位置を計測します。基本線(0点)から、この線までの長さ(mm)が挙筋機能として評価されます。挙筋機能は、次のように判定されています。
挙筋機能(mm) 判定
15mm以上 正常
15mm〜8mm 軽度眼瞼下垂
4mm以下 高度眼瞼下垂

判定法2
第一眼位で前頭筋(おでこの筋肉)を緩めた状態で上眼瞼縁の位置の判定では、見た目の眼瞼下垂を大まかに診断できます。

軽度眼瞼下垂 瞳孔上縁より上
中度眼瞼下垂

瞳孔中心線より上

高度眼瞼下垂 瞳孔中心線より下

判定法3
挙筋機能判定から推察される挙筋腱膜の切除(前転)量

挙筋機能が0である場合 上横走靭帯つり上げ術(whitnall's sling)
挙筋機能が4mm以下

挙筋短縮量12〜15mm

挙筋機能が4〜8mm程度 挙筋短縮量10〜12mm
挙筋機能が8〜10mm程度 挙筋短縮量8〜10mm
挙筋機能が10〜12mm程度 挙筋短縮量6〜8mm

挙筋腱膜短縮手術(眼瞼下垂・パッチリ目)の詳細情報

施術時間 2時間程度
施術後の通院 手術翌日に傷のチェック。
1週間で抜糸。1〜2か月後に状態観察、3か月後にデザインチェック。
腫れについて 術後2週間程で内出血の色やおおまかな腫れが引く。
落ち着くまでは1〜2ヶ月傷の赤みがとれるのに6ヶ月。
カウンセリング当日治療

基本的に不可。感染症の血液検査結果があれば可能。

入院の必要性 不要
麻酔 局所麻酔
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